家は夏を旨にすべし






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2010年05月28日(Fri)
家は夏を旨にすべし
木が腐るのは腐朽菌によって蝕まれれるためです。

この腐朽菌には適度な酸素・水分・湿度、栄養分といった四つの生育条件が必要です。

このうち一つでも欠ければ腐朽菌の繁殖は抑えられ、木が腐り難くなります。

例えば温度が0℃以下になれば腐朽はおきませんし、水中では酸素がなく水分が多すぎて逆に腐朽は起きません。

しかし、腐朽を防ぐための温度コントロールや酸素の遮断を実行するのは難しく実際の建物では不可能です。

その点比較的に安易に出来るのは水分の管理つまり湿度管理です。

この水分管理さえ出来ればどんなに養分があって腐朽菌の繁殖温度になっても木は腐りません。

つまり木の腐朽は本来、木がもつ避けられない性質でなく、作る側の配慮によってコントロールする事ができるのです。

水分さえ管理できれば木は腐ることもなく、その強度は百年、千年という単位でほとんど変わりません。

木に影響を与える水分はほとんどの場合、結露水と高温多湿な日本の気候風土と新建材を使用して建てる中途半端な建築工法だと考えています。

古来より日本の家づくりは「家は夏を旨にすべし」と言われてきました。

この言葉は単に「夏涼しい家をつくりなさい」と言う簡単な言葉ではなく高温多湿の日本の気候風土を考慮した上で木の水分管理を自然の力で行なえるよう考える為の言葉だったのかもしれませんね。

私達がお薦めしているFAS工法は日本古来より伝わる茅葺屋根の思想を元に水分管理を実現できている、日本でも数少ない工法だと思っています。

写真は作業場でしんちゃん・まっちゃんが造作材の加工を行なう為の木材を運んでいるところです。

幅広の一枚の板から使うべき所を見分けて様々な形の造作材を加工していきます。



   


林 俊文の想い

幸せの感じれる家づくりのお手伝いのできる大工職人として・・・

あたりまえの幸せを感じさせてくれる3姉妹&末っ子長男の4人の成長を願う父親として・・・

妻・両親をはじめ、様々な形で私に関わってくれる多くの人たちに日々感謝しています。

こんな多くの人と接する事のできる幸せを感じながら、自分の人生に悔いを残すことなく夢を追いかけていきたいと思います。

いつの日か私の大工職としての技術と想いを受け継いでくれる人が現れる時まで・・・

そして私が手がけた家が私が大好きな街でもある岡山・倉敷の街並みを少しでも彩ってくれるその時まで・・・


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カレンダ
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