古い家から学ぶべき事






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2010年09月09日(Thu)
古い家から学ぶべき事
今日は岡山市南区での公共下水切替工事のご依頼のあったお宅へ見積を提出させていただきました。

こちらのお宅と弊社とは先々代からのお付き合いということで、新築から始まり修繕工事をさせていただきながら息子さんの家の新築も手がけさせていただいたり、かれこれ35年以上のお付き合いになります。

今回、新築から考えると本宅に初めて本格的に手を入れる事になりました。

まだまだトイレも現役で頑張れる様子には見えますが公共下水の関係で汲取りから下水道への接続の為トイレのリニューアルを行います。

こちらのお宅は私の祖父が建てた物で今までも何件か同じようなケースにてリフォームさせていただきました。

祖父の作った家をリフォームする為に行う解体中には普段では目に見えない床下や壁の中、天井の裏にまで随所にわたり祖父の大工職としての心くばりと技術を垣間見れるので今からとても楽しみです。

近年は道具の発達や工期短縮の為の工法や商品など大工工事も随分と簡略化されている様に思います。

「和室が出来て一人前、柱や梁・桁の墨付けが出来て一人前」といわれる昨今ですが、一昔前まではこのような事は大工として出来て当たり前なのでしょう。

時々「木は生き物だから、乾燥などによって反りや狂い伸縮があるから仕方ない」と耳にします。

しかし、当時の大工さんはそういった木の狂いをいかにして少なくするかを考え、木の癖を一本一本見極め、壁の裏や床下など普段見えない部分にも色々な技術を持って家づくりをおこなっていた様子が伺えます。

数年前に祖父は亡くなりましたが、こうして祖父の手がけたお宅を改修すると当時祖父の作った家を通して、まだまだ私たちに大工としての心と技術など数多くの事を教えてくれます。

いつか私が手がけた家をリフォームする時に壁の裏や床の下など普段見えない部分を誰かが見て「良い大工さんが作った家」と言われる為に日々精進していかなくてはなりませんね。



   


林 俊文の想い

幸せの感じれる家づくりのお手伝いのできる大工職人として・・・

あたりまえの幸せを感じさせてくれる3姉妹&末っ子長男の4人の成長を願う父親として・・・

妻・両親をはじめ、様々な形で私に関わってくれる多くの人たちに日々感謝しています。

こんな多くの人と接する事のできる幸せを感じながら、自分の人生に悔いを残すことなく夢を追いかけていきたいと思います。

いつの日か私の大工職としての技術と想いを受け継いでくれる人が現れる時まで・・・

そして私が手がけた家が私が大好きな街でもある岡山・倉敷の街並みを少しでも彩ってくれるその時まで・・・


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カレンダ
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