感動としあわせの家づくり物語 - 2009/05

生活・仕事・想いについて




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2009年05月28日(Thu)▲ページの先頭へ
製材の道具と歴史
製材とは一本の木を縦に割り建築材として使いやすいよう、決められた寸法で四角の形にする為の木材の加工です。

現在では機械が製材をするのが一般的ですが、そんな機械がなかった頃の製材の方法について調べてみました。

そもそも、鋸(ノコ)を使って製材が始まったのは室町時代中頃に縦挽製材鋸(たてひきせいざいのこ)が大陸から伝わり、挽割(ひきわり)製材が出来るようになったそうです。

それ以前は斧やノミを使い木材を打ち割っていたそうです。

その為室町時代以前の建物の木材は木目が素直で割りやすいといった理由から桧や杉が多く使われていました。

挽割製材が出来るようになると、桧、杉の他に松、ケヤキ、クスノキ、クリなども建築に多く使われるようになりました。

また、挽割った面が平滑であるため、それまでのチョウナとヤリガンナに代わり台鉋による削り仕上げが行なわれるようになりました。

しかし、この製材鋸は鋸の身が大きく鍛造がむずかしくとても高価な物であったとされています。

その為、財力の豊かな神社や寺院が購入し、それを職人に貸していたそうです。

鎌倉時代以前は主に大工が建築用材を製材していましたが、室町時代以降は製材を生業とする専門職・木挽(こびき)が登場し、木材の流通が盛んに行なわれるようになりました。

大工の仕事は少し楽になり、その分大工は彫物に力を注ぐようになったようです。

明治時代になると、機械製材が導入され始め、木挽の仕事は次第に高級木材である銘木(めいぼく)の製材に特化するようになりました。

しかし、今ではその銘木も機械で製材する事が多くなり、手道具をつかって製材できる木挽は片手で数えられるほどしか残っていないそうです。

写真は会社の工場に置いてある今日の話しにも登場した縦挽鋸(前挽大鋸)だと思います。

私たちが通常の作業で使う現代型の縦挽鋸でも普通の10cm角の木材を1mでも縦に切るとなると一苦労します。

しかしこの大鋸は実際に手に取るとかなりの重みがあり、昔はこの鋸で一本の丸太の木を製材していたのかと思うと、とても信じられません。

昔の家造りはとても時間と手間がかかる大変な作業であったようですね。

現代は木材加工の機械が随分開発され、人の手で行なう作業も昔から比べると随分、楽になったように思います。

そのかわり、現代は昔に比べ随分と家を建てる事もですが全ての時間の流れが速くなったと思いませんか?

ここでどちらが幸せかはあえて考えませんが、たかが120〜150年ほどで、こんなに生活スタイルが変わる動物は地球上でも人間くらいではないでしょうか?

時にはゆっくりとした時間を過ごす事も今の私たちには必要なように思います。



2009年05月26日(Tue)▲ページの先頭へ
内装制限の緩和?
これまでの木造住宅の内装仕上げの幅を狭めていた「内装制限」が今年5月に緩和されました。

国土交通省が4月1日付で施工した告示225号によるもので1ヶ月の猶予期間を経て5月から緩和規定が使えるようになります。

これまでは火を使う火気使用設備のある部屋は、すべて天井、壁に準不燃材料以上の性能を持つ材料を使う必要がありました。

今回の緩和は、戸建住宅に限りこの定めを緩和したものです。

火気使用設備周辺とそれ以外の部分の着火リスクを再考した結果、火気使用室のすべての天井・壁を制限する必要がないもとして改められました。

次回は具体的にどのような設備が緩和の対象なのか?それに伴う内装の幅の広がりを考えていきたいと思います。

最近、某設計事務所さんの新築物件の見積に追われて会社でのデスクワークが続いています。

写真は先週末に会社の工場の裏山の掃除を手伝った時の写真です。

裏山の木が随分と会社の工場の方へ傾き、枯葉や小枝が落ちてくるので、裏山の持ち主さんに許可を頂き、何本か木を切らせてもらいました。

私が子供の頃はこの裏山が遊び場で弟や友達などと秘密基地を作ったり探検していました。

子供の頃にはスイスイと登り降り出来ていた様に思うのですが、今になると昔ほど簡単に上がり降りできなくなっていますね・・・

掃除中に気がついたのですが6〜7m位ある大きな木があり、そこに子供達とツリーハウスを作ろうかと思案中です。

今回の計画に限らず、何事も頭で思うだけの事は意外とみやすいのですがいざ実行になるとこれが本当に難しいですよね・・・

しかし例え結果が成功でも失敗でも「自分で思った事、計画した事を行動に移す」事はとても大切な事だと思います。

この先、私自身は子供達に一番教えていきたい部分だと思っています。





2009年05月20日(Wed)▲ページの先頭へ
左官壁の欠点とは?
最近、左官壁に健康建材や調湿効果に過大に期待してしまう傾向が最近目立つように思えます。

一般にテレビや雑誌が取り上げる事によってそういった良い方のイメージが強く残る事が原因になっているように思えます。

左官壁のメリットはある程度分かっているように思いますので、今回は左官壁の欠点を考えてみましょう。

1、ひび割れ

乾燥収縮によるクラック以外にもドアなどを頻繁に開け閉めする場所では、よく四隅にクラックが起こる事があります。

頻繁に使用するドアの壁は他の素材の方が無難と思います。

2、調湿効果

材料によっては調湿効果を期待できる物もあります。

しかし、調湿効果は除湿効果とは異なるもので、たとえ調湿効果の期待できる左官壁を施していても閉めきった部屋で大量の洗濯物や湿気の多くでる暖房器具を使うと壁にカビが生えたりする場合もあるので注意しましょう。

3、こすれ・欠け

コテむらを付けた仕上げもビニールクロスなどと違い独特の風合があり人気があるようです。

出隅部分は掃除機などの物を当てると簡単に欠けてしまいます。

しかし体やカーテンが当る部分は意外と早く表面が削れて粉塵になる場合があります。

呼吸器系の疾患が理由で左官壁に期待している方はそのような点にも注意が必要なように思います。

他にも出隅部分は掃除機などの物を当てると簡単に欠けてしまいます。

そのような場所には角に丸みを付けたり、コーナー保護材を取付たりして解消する方法が無難と思います。

最近は倉敷の某設計事務所さんの入札の見積を行なっています。

一般の住宅なのですが色々と工夫されていて複雑な為、図面解読に苦労しています。

写真は以前、休みに子供を連れて姫路へ遊びに行った時の写真です。

犬が色々な芸を見せてくれるのですが時には失敗もあったりとこういったのは見ていて飽きませんね。

最後に4匹の犬がドッグレースをして順位をあてるゲームがあり、次女と三女も参加しましたが、三女は見事に大当たり。

犬のむいぐるみの賞品もいただき三女も大満足でした。





2009年05月18日(Mon)▲ページの先頭へ
LED照明の取付の注意点
LED照明の施工を行なう上で重要になるのがLEDから発する熱の問題が考えられるでしょう。

LEDは白熱電球などと異なり発光面が熱くなることはないようです。

しかし、発光面の裏側は発熱するそうです。

この熱を逃がさなければLED照明の寿命が短くなるそうです。

メーカーが販売するLED照明は大抵、独自の放熱設計が施されていて温度を下げる工夫がされているようです。

しかし、建築施工側がその放熱を妨げる施工をおこなうと不具合がでてしまいかねません。

一般には機器の温度が55℃を超えないようにするのが良いとされています。

例えばダウンライト型の照明器具の場合、放熱穴と断熱材の距離が仕様書に従って適切に確保されているかの確認が必要になるでしょう。

また、LED照明は交流電流を直流電流に変換するコンバーターを内蔵しているため、従来型の照明器具に比べ重量があります。

施工の不備や下地の強度不足で脱落する恐れもありますので注意が必要です。

コンバーターと照明本体が別になっているタイプの場合はコンバーターの設置スペースに対して補強が必要になる場合もあるので注意してください。

これらの注意点は照明の新設は勿論、リニューアルでも同様です。

写真はトコロテンを作る時に使う箱ですが、社長の友人に頼まれ作成しました。

このような箱を作る事には慣れないので意外と手間がかかりました・・・

時々、知人に色々と工作っぽい物の作成を頼まれるのですが、皆「簡単に作ってくれたらいいから!」、「少々雑でもいいから!」などと言うのですが、これが意外と・・・

頭の中で妙なプロ意識が働くと手間がかかって採算合わない事がしばしば・・・



2009年05月15日(Fri)▲ページの先頭へ
LED照明の導入を考える?
前回、LEDライトの概要とコストを書きましたが、初期導入コストは高いですが、メンテナンス、消費電力は従来の照明器具に比べても、非常に高いパフォーマンスがある事が分かりました。

では実際にLEDライトを住宅に取り入れる場合の注意点を考えてみましょう?

まず注意したいのが照明器具の配置です。

器具によってはLED照明は従来の照明器具に比べ、光の広がる角度が狭いとされています。

特に光の広がり方が狭くLED照明の場合は壁面に光が反射する効果が期待できません。

壁面に光を当てて明るさを演出する場合は一工夫、必要になる様です。

例えばダウンライトなら従来の並列間隔が2m間隔で配置していたものを1.2m間隔にするなど工夫しないといけません。

実際、私もLEDライトのヘッドランプの車に乗る機会がありますが、光の当たる部分は明るいのですが、光の届かない場所は従来のライトに比べ極端に暗く感じます。

LEDライトの導入を考える場合は知識、経験のある工務店、電気屋さんに相談するのが無難でしょう。

写真は岡山市内のリフォーム現場の写真です。

大工工事も終盤に差し掛かり、昨日は現場に追い込みの手伝いに行ってきました。

次の工程の為、様々な業者さんが打合せ、寸法取りにやって来ましたが、皆さん口を揃え「4・5月は仕事量が少なかった」などを余り、明るい話をされませんでした。

今はどの業界も厳しい時期でしょう。悔やむばかりでは仕事が上手くいくとは思えません。

ピンチの後にはチャンス有りと考え、いつも以上にしっかりと前向きに仕事に取り組まなければなりませんね。




2009年05月12日(Tue)▲ページの先頭へ
LED照明って?
最近、何かと耳にする機会が多くなったLED照明、最近では住宅の照明器具も発売されているようですね。

最近の車のヘッドランプが普通の色と違う青白い感じの明りを見たことありませんか?

あれがどうやらLED照明らしいのですが、いまいち何が利点なの?と思いませんか。

まずは消費電力が一般の照明器具と比べLED照明は約1/5も省エネらしいです。

調べてみるとLED照明の定格寿命は一般的な発熱電球にくらべ約40倍といわれ約10年は電球の交換が必要ないと言われています。

これは便利ですね。電球の交換は意外とめんどう。電球のサイズや種類も多くありいざ家電屋さんで買って帰って取り替えようとすると「アレ!電球が合わない!」といった事も経験ありませんか?

他にも年配の方だと高所での作業になるので危険も・・・

このような、手間を一気に10年間も省け、なお省エネになるとは素晴しい!

これは是非導入しないとはと思いカタログを見ると!

一灯あたりの照明器具代は通常の照明器具に比べて約10倍!

う〜ん。良いものだとは分かりましたがこれはチョット考えものです・・・

省エネ商品だし国が補助金出してくれないかな〜と一人勝手に思っています。

今日は近所の方の依頼で外階段の交換予定の現場へ現地調査に行ってきました。

丁寧にメンテナンスしていた階段でしたが、木製の為やはり雨の当たる部分は随分損傷していました。

以前の階段は木製のため、今回は鋼製で提案させていただいていますが、依頼主はどうしても木製が希望。

では、鉄と木を使って製作してみては?と考え、階段のフレームと手摺部分は鋼製で階段踏み板と手摺笠木は木製で検討してみましょう。

これから梅雨時期を向えますし、外での作業になる上、階段が無いと2階に上がれないので、これは少しかけあしで話を進めないと・・・

写真は以前、町内の旅行で広島の呉?だったと思いますが参加したときの写真です。

酒蔵が多く並ぶ街を見て歩いたのですがこの煙突は凄いですね。

職業柄、これが倒れないのかとても不思議に思いました。



2009年05月08日(Fri)▲ページの先頭へ
高性能住宅の夏の快適温度
夏の室温は、26℃〜28℃くらいが目安となります。

これは、私たちが感じる体感温度との関係から考えられる室内温度です。

人は、恒温動物ですから平均36℃位の体温を1年中維持していますよね。

体温が0.5℃上昇しても体は変調をきたし、4℃以上も上昇すると最悪の結果も考えられます。

従って健康な体は、生理的に熱の発散や保温を繰り返して恒温状態を維持しています。

体温が上がりすぎると発汗作用で体温を下げようとします。

夏の外気の平均温度を30℃位だとすると、室内温度はそれよりも2℃低い設定で十分に涼しく感じれるはずです。

また、外気温と室温が同じ場合でも除湿することで室内の方が涼しく感じれます。

温度と湿度の関係で南国では夏でも湿度が低く木陰に入り日射を遮るだけでも涼しく感じることが出来ます。

これは体の熱の放散をスムーズに行うためで、梅雨時期のように湿度が高い状態では木陰に入っても蒸し暑さを解消できません。

梅雨時期には温度を下げるより湿度を下げる除湿を心がけると体感温度がさがり、快適な生活ができます。

ただし、この様な除湿で効果を上げるためには、湿気を含んだ外気を室内に侵入させない、シッカリとした気密・断熱性能が重要になります。

送風機能のあるエアコンで除湿して送風するだけでも十分に快適な住環境を造ることが可能になります。

これから梅雨時期から9月始めにかけて蒸し暑い日が続きます。

日本の夏は高温多湿な特異な環境にあり夏の断熱対策以外にも湿度対策が出来ていないと、なかなか快適な住宅とは考え難い部分があります。


私たちがお薦めするファースの家は、日本古来の茅葺屋根の思想を現代の住宅に取り入れた日本の気候風土に最もマッチした住宅だと私自身も思っています

GWも終わり皆さん通常の生活に戻っていますか?

私も7日(木)から通常業務に戻っていますが、連休気分が抜けなくこの土日まではついつい・・・

とは言っても仕事は待ってくれるはずもなく、追いつけ追い越せで書類の作成に励んでいます。

岡山市内の大規模なリフォームの方も随分と工事も進んでいるようで予定通り、来月中頃には引渡しできると思います。

写真は先日、私の娘達が手作りしてくれたクッキーです。

家族の顔を一生懸命作ってくれたようで、想像以上に見栄えもなかなか!

味の方もとっても美味しかったですよ。

皆さん料理はやっぱり愛情ですね!





2009年05月01日(Fri)▲ページの先頭へ
リフォーム時の電気契約の見逃し?
電気の契約容量を増やす必要がある際に、元々の契約によっては一定の容量までなら電力会社に電話するだけで変更が可能です。

しかし逆に、容量の変更に際して電力会社に対する別途の費用がかかる契約条件もあるようです。

給排水設備でも水廻りの設備の更新・増設でも、水道本管からの取り出し管径などを変更する必要がある場合も・・・

管径を大きくするのには結構なコストがかかります。

しかし、このような箇所をキチンと調べてもらい、リフォーム全体のプランや、予算を組んでおかなければ後で思わぬ追加金額の発生や生活する上での支障が発生する事もありますので注意しましょう。

どちらにしても、信頼の置けるリフォーム会社や工務店を見つけておくことが重要な事と思います。

家に限らず、キッチンやトイレ・エアコンなどの設備器具も必ず故障しないとは言い切れません。

万が一の急なトラブルに素早く対応してもらえる様に、できる事なら住んでいる近くの業者さんが好ましいですね。

そして業者さんと良好な関係を築いておく事が家の寿命を伸ばす一つの方法だと思っています。

今週は岡山市内の某電気屋さんの会長の家の車庫のリフォームに行ってきました。

工事の内容としては車庫の屋根を延長させたり、車庫にくっついている倉庫の壁を張り替えたりと主に外装の工事を行なっていました。

電気屋さんとは某ゼネコンさんの仕事で時々一緒に工事させていただいていて、このような業者さんからの工事依頼はとてもありがたいです。

ここ数日、事務所に溜まった見積・工程表など書類の作成に追われていますが、なんとかこの日曜日からはGWしたいと思っています・・・

まぁ、今日、明日中に何とか書類作成も片付けておけるよう頑張ります。





   


林 俊文の想い

幸せの感じれる家づくりのお手伝いのできる大工職人として・・・

あたりまえの幸せを感じさせてくれる3姉妹&末っ子長男の4人の成長を願う父親として・・・

妻・両親をはじめ、様々な形で私に関わってくれる多くの人たちに日々感謝しています。

こんな多くの人と接する事のできる幸せを感じながら、自分の人生に悔いを残すことなく夢を追いかけていきたいと思います。

いつの日か私の大工職としての技術と想いを受け継いでくれる人が現れる時まで・・・

そして私が手がけた家が私が大好きな街でもある岡山・倉敷の街並みを少しでも彩ってくれるその時まで・・・


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カレンダ
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