感動としあわせの家づくり物語 - 2010/10/19

生活・仕事・想いについて




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2010年10月19日(Tue)▲ページの先頭へ
建築の不思議〜270cm≠270cm〜
今日は午後から岡山市で、室内の壁の拡張工事の依頼を受けて現場の調査に出かけてきました。

こちらのお部屋はシャワー室に続く脱衣室と言うことでロッカーを3個並べて置きたいのですが・・・

ロッカーを置こうと思う部屋の幅が270cmあり、ロッカー1台の幅が90cm。

???

90cm×3台だったら270cmで入るのでは?と思った方もいるのではないでしょうか?

ここが一般に言われる数学とは違う建築の面白い所。

壁〜壁の間の寸法と入れる物の寸法がイコールでは入らないのが建築の世界では常識なのです。

理由は色々とあるのですが文章で説明するのは難しいので省きますが・・・

こういった場合は最低でも約15o以上程度のクリアランスが必要となり、扉の開いた場合の逃げまで検討するともっとクリアランスがあっても良い位です。

建築屋さんが作る、造り付けの家具などは、詳細図面を書きながらこの辺りを十分に考慮して作成していくので大きな問題が発生しません。

しかし既製品と呼ばれる、お店などで販売している家具などを購入する時、壁〜壁の間に置きたい場合はピッタリの寸法ではなく、少し余裕を見たほうが良さそうですね。

もちろん高さも床〜天井までの寸法にも余裕を見たほうが良いですよ。

写真は全く今日のコラムには関係ない私の家の外壁です。

モルタル塗の外壁に真っ白のリシンを吹き付けて仕上ているのです。

白色と言えば外装・内装問わず色を決めるとき「白は汚れるから・・・」と敬遠される色でもあります。

もちろん私も綺麗なままが良いとは思いますが、外壁に汚れは付き物でもあります・・・

「どうせ汚れるなら・・・」と、自分の家だから出来た真っ白の外壁です。

竣工当時は色々な人から「汚れが目立つ」などと言われましたが、実は私自身は当時から段々と汚れる外壁のイメージはしています。

出来ることなら歴史を感じさせてくれる様な格好よい汚れ方を・・・

「もうチョットここが汚れたら良いのに」、「ここのモルタルが少し斜めに割れたらいい感じなのに」などと1人で外壁が老朽化していく姿をイメージしています。

なので自分のイメージしている部分以外が汚れると、そこは何とか掃除しなくてはと思っています。

新しい綺麗な建物も良いですが、古くなるからこそ風格が出てくる感じも素敵ですよね。

こういった部分は工業製品のサイディング外壁には無いモルタル塗の外壁だからこそ楽しめる良い所でもあるようです。

古くなっていく建物から感じれる外壁がアンティークな物に見えるアートもチョット面白いかもしれませんね。



   


林 俊文の想い

幸せの感じれる家づくりのお手伝いのできる大工職人として・・・

あたりまえの幸せを感じさせてくれる3姉妹&末っ子長男の4人の成長を願う父親として・・・

妻・両親をはじめ、様々な形で私に関わってくれる多くの人たちに日々感謝しています。

こんな多くの人と接する事のできる幸せを感じながら、自分の人生に悔いを残すことなく夢を追いかけていきたいと思います。

いつの日か私の大工職としての技術と想いを受け継いでくれる人が現れる時まで・・・

そして私が手がけた家が私が大好きな街でもある岡山・倉敷の街並みを少しでも彩ってくれるその時まで・・・


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カレンダ
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